Conference Paper 標準アラビア語における一致の非対称
ヒョウジュン アラビアゴ ニ オケル イッチ ノ ヒタイショウ
Agreement Asymmetries in Standard Arabic

小林, 亜希子

35pp.85 - 96 , 2015-06-14 , 関西言語学会 , Kansai Linguistic Society
ISSN:09139729
NCID:AA11163647
Description
標準アラビア語では, 主語-動詞の一致が語順に影響される。本稿は, 極小理論の枠組みでこの一致の非対称を説明する。近年 Chomskyが論じているAgreeの操作には理論的問題があることを指摘し, Relativized Agree (RA)を提案する。 RAを採用すると, SV文, VS文においてAgreeに関わるのは,それぞれ主語の最上位の「ラベノレ」,最上位の「主要部」となる。前者には浸透したΦ素性が蓄積されるため, 動詞は主語と完全一致する。一方, 後者が担うφ素性は断片的な場合がある。標準アラビア語の場合, φ素性を担う最上位の主要部はNであるが, それは性の素性しか持たない。ゆえに, VS文において, 動詞は主語の性とのみ部分一致する。
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http://ir.lib.shimane-u.ac.jp/file/36797/20160714152123/kls35_85.pdf

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