紀要論文 プリオン病患者の病態・特徴とその看護

佐藤, 克也  ,  折口, 智樹

28pp.1 - 7 , 2016-01 , 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻
ISSN:18814441
内容記述
ヒトプリオン病患者の看護についてのマニュアルは確立されていない.1998年にCJDサーベイラ ンス委員会が発足して以来,ヒトプリオン病患者の年間発症数は年々増加しており,今現在年間発症数は100万人当たり1.7人となっている.特に長崎県においては他県に比べ発症数が多く,年間発症数は3-4人であり,看護マニュアルの必要性が高まっている.我々はプリオン病を引き起こす感染病原体を構成する異常型プリオン蛋白を高感度に検出する方法を開発してきた.孤発性プリオン病の組織において感染性が高いのは脳・脊髄・視神経などの中枢神経に関与している組織で,看護・介護において特に注意が必要なのは髄液検査であることがわかってきた.また,ヒトプリオン病のうち頻度の高いものは孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)であるが,認知障害や神経症状の進行の早さに心がついていけない場合がある.患者の身体的なケアとともに,患者・家族の心のケアが重要である.
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http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/36174/1/hokenn28_1.pdf

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