紀要論文 赤キャベツのアントシアニン系色素による絹布の染色 : 媒染条件と保存条件による比較
Silk Fabric Dyeing with Anthocyanins from Red Cabbage : Influence by Mordanting and Storage Conditions

安川, あけみ  ,  千田, 愛弓  ,  前田, 圭香  ,  小澤, 真帆  ,  葛西, 美樹

(113)  , pp.75 - 82 , 2015-03-27 , 弘前大学教育学部
ISSN:0439-1713
NII書誌ID(NCID):AN00211590
内容記述
赤キャベツから得た色素液を用いて、無媒染およびナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、カルシウム(Ca)、鉄(Fe)および銅(Cu)の6種の媒染剤を用いた後媒染により染色した絹布の色調を、CIE L*a*b* 表色系により評価した。無媒染、Na、Mg およびCa 媒染ではピンク系に染まり、媒染液濃度が高くなると徐々に色が濃くなった。Al およびCu の系では、媒染液濃度が低い場合、染色布は紫みを帯びたピンク色に染まったが、濃度の上昇とともに、しだいに赤みが減少し青色に変化した。Fe 媒染では低濃度で青色を呈し、濃度が上がるとしだいに茶色みが強く表れた。Al、Fe およびCu の系では媒染により堅牢度が向上したが、媒染液濃度に対する傾向は一定でなかった。染色布を明るさ、湿度、容器の大きさが異なる条件で6ヶ月間保存して染色布の色調変化を調べた結果、染色布を変退色させる要因は第一に光、次いで空気中の水分、それに次いで窒素酸化物等の空気中の成分と考えられた。
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http://repository.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10129/5755/1/BFEduHirosaki_113_75.pdf

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