学術雑誌論文 【切っても切れない細胞同士の縁-プロテアーゼが細胞ネットワークをつくる】 カリクレイン関連プロテアーゼとグリア細胞

吉田, 成孝

19 ( 2 )  , pp.105 - 112 , 2016-3
ISSN:1344-0128
内容記述
「SUMMARY」カリクレインファミリー遺伝子はヒトでは15を数え, KLK1-KLK15と命名された. これらのマウスホモログが存在するが, ニューロプシン/KLK8とプロテアーゼM/ニューロシン(KLK6)は中枢神経に発現する. ニューロプシン/KLK8は正常マウス脳では神経細胞の一部に限局して発現するが, 中枢神経が障害を受けるとオリゴデンドロサイトに発現し, 脱髄を促進させるはたらきがあると考えられる. KLK6はマウスでは白質のオリゴデンドロサイトに発現し, ミエリン形成や維持にはたらく一方, 炎症性脱髄にも関与している. ヒト脳でのKLK6発現は研究者間での結果が一致していないが, アルツハイマー病やα-synuclein関連の病態との関連が示唆されている. 「I. カリクレインファミリー遺伝子」本号のまえがきにあるように, 以前からカリクレインはキニノーゲンからブラッディキニンを切り出す(プロセッシングする)酵素であることが知られていた.
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http://amcor.asahikawa-med.ac.jp/modules/xoonips/download.php?id=2016060101

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