学術雑誌論文 生涯教育シリーズ 消化器疾患診療の最前線 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)診療の現況

大竹, 孝明

(1161)  , pp.10 - 12 , 2015-6
ISSN:0913-0217
内容記述
 一部の特殊な症例を除いて、ほとんどの脂肪肝は常習性の飲酒によるアルコール性脂肪肝か肥満、耐糖能異常、脂質代謝異常を背景に発症してくる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD:non-alcoholic fatty liver disease)のどちらかである。これまで肝硬変・肝癌発症の原因の9割がB型・C型ウイルス性肝炎であったが、これら肝炎の抗ウイルス療法の進歩によって、今後はNAFLDの一病型である非アルコール性脂肪肝炎(NASH:non-alcoholic steatohepatitis)が原因の非B非C型肝硬変・肝癌の比率が増加してくることが考えられる。日常診療においてNASH症例を的確に診断し、上手くマネージメントし、ケアすることが求められる。しかし、その診断およびハイリスク群の予測は容易ではない。本稿では内科実地診療に役立つNAFLD/NASHの病理、疫学、病態メカニズム、診断、治療の最新知見をレビューする。
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http://amcor.asahikawa-med.ac.jp/modules/xoonips/download.php?id=2015259522

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