Departmental Bulletin Paper 自然災害に見るコミュニティのリジリエンスとソーシャルワーク : -東日本大震災(大津波)による人的被害を防いだ地域の調査から-
シゼン サイガイ ニ ミル コミュニティ ノ リジリエンス ト ソーシャルワーク : ヒガシ ニホン ダイシンサイ (オオツナミ) ニヨル ジンテキ ヒガイ オ フセイダ チイキ ノ チョウサ カラ
Community Resilience under the Natural Disaster with Social Work Perspective: : Through Field Study of Communities that Prevented Human Loss in 2011 East Japan Tsunami Disaster

秋山, 薊二

132pp.3 - 26 , 2015-07 , 関東学院大学[文学部]人文学会
ISSN:02861216
NCID:AN00048092
Description
リジリエンスは西欧から日本に導入された新たな概念である。子どもの発達や、個人の成長に関する研究が多数を占めるが、リジリエンスを使う研究分野に広がりが生まれ、ミクロからマクロのシステム領域で用いられる様になった。リジリエンスの中心的概念である 1:難事・逆境・リスク(adversity:アドバーシティ)に直面しながらも、適切な対処により、困難を回避・克服する(overcoming)、2:アドバーシティの下で、巧みに順応し、本来の機能を維持する(sustaining)、3:アドバーシティの遭遇により困難に陥るものの回復する(recovering)、の三点を前提として論じる。アドバーシティに遭遇するが、適切な対応によりポジティブな結果を出した事例の研究は殆ど無い。東日本大震災大津波で犠牲者をほぼ皆無に止めた市町村の調査をもとに、メゾ・システム・レベル(コミュニティ)のリジリエンスの実態を提示した。そこから、ソーシャルワーク理論枠に包摂すべき理念・方法としてのリジリエンス概念の意義ついて論じた。
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http://library.kanto-gakuin.ac.jp/e-Lib/bdyview.do?bodyid=NI30000867&elmid=Body&lfname=link/002.pdf

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