紀要論文 沖縄戦と援護法 : 戦闘参加者と戦闘協力者をめぐって
オキナワセン ト エンゴホウ : セントウ サンカシャ ト セントウ キョウリョクシャ オ メグッテ
The Battle of Okinawa and Relief Law for War Victims

佐治, 暁人

59pp.69 - 95 , 2015-07 , 関東学院大学経済学部教養学会
ISSN:0918807X
NII書誌ID(NCID):AN00104058
内容記述
沖縄戦は、多数の一般住民を巻き込んだ唯一の戦いであったことから、戦没した一般住民の多くが、「戦闘参加者(準軍属)」として、戦傷病者戦没者遺族等援護法の対象に認定された。従来、援護法をめぐっては、同法の適用を受けるため、申請書類に事実と異なる記載がなされた場合があり、沖縄戦における住民像を歪めたことなどが指摘されているとは言え、十分とは言い難い。本稿は、同法における「戦闘参加者(準軍属)」の該否認定作業が進められる中で生じた14 歳未満の者への対応を検討し、沖縄戦戦闘協力死没者等見舞金支給要綱に基づく見舞金の支給と、同法の適用範囲拡大により解決されたことを明らかにする。さらに、この解決は、14 歳未満の者を、同法を中心する軍人援護政策の対象に包含させることを可能にする一方で、処遇格差を生み出すもので、問題点を抱えていた点をも明らかにする。
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