紀要論文 ベトナム高齢者扶養観の福祉社会学、その基礎的研究
ベトナム コウレイシャ フヨウカン ノ フクシ シャカイガク 、 ソノ キソテキ ケンキュウ
Vietnamese Consciousness of the Support for Elderly : from a welfare sociological perspective

橋本, 和孝  ,  高橋, 一得

39pp.23 - 38 , 2016-02 , 関東学院大学人文科学研究所
ISSN:03867919
NII書誌ID(NCID):AN00048004
内容記述
われわれは、2005年「ハノイの若者意識調査」(有効回答数103)を実施し、ベトナム高齢者についての扶養観研究を継続してきた。この若者の意識調査の結果で最も注目されるのが、「親の介護・扶養の担い手」について<子ども>が行うべきという回答が100%に達したことであり、「親を扶養する一般的な担い手」として<長男>よりも<子ども全員で分担する>が78.6%に上ったことである。この調査結果は、驚くべきものであった。しかし、われわれの研究に先行する、あるいは後に続く現地の意識研究があるものの、わが国では十分に紹介されていない。そこで、本報告では第1に、次の三つの英語版の研究を紹介することとした。Mai Huy Bich「紅河デルタ地方の儒教的家族における家族的再生産の特質」(1991)、Lê Thị Nhâm Tuyết (ed.)『新しい千年紀のベトナム女性のイメージ』(2002)、 Dang Thi Hoa「農村部における両親と若年層間の慣習と関係性」(2011)である。第2に、この調査項目(2005年調査)の日本語原文とベトナム語訳の間に、ニュアンスの違いと間違いがあることが分かった。そこで、この点を説明し、あわせてベトナム語による調査結果を資料として掲載した。
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http://library.kanto-gakuin.ac.jp/e-Lib/bdyview.do?bodyid=NI30001115&elmid=Body&lfname=link/002.pdf

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