紀要論文 ゲームとしての討論 : AIを活用した討論支援システム構築のための試論
Discussion as Gaming : An Essay on Construction of Discussion Support System Utilizing AI

藤川, 大祐

内容記述
[要旨] 討論をゲームとしてとらえたとき、A対非A型の最も単純と思われる形の討論であっても、討論は根拠等に争点をシフトさせつつ意見を闘わせる複雑な営みであるために、ゲームとして成立させるにはルールに工夫が求められる。また、三つ以上の立場での討論であれば、プレイヤーには説得性より戦略性が求められることが考えられ、ゲームとしての設計にはさらに緻密な工夫が必要となる。学校の授業における討論は、最初から意見を2~5程度のグループに分けて行うか、学習者を少人数のグループに分けて行うかいずれかとなりがちであるが、どちらにしても一人一人が異なった意見を出すことを前提に全員が全員の意見を共有して討論することは困難である。しかし、ICTを活用すれば一人一人が異なった意見を出して共有するゲームとしての討論を設計することは可能と考えられ、ICTを活用した意見分析ツール「AIAIモンキー」を活用した大学授業はこうした討論が可能であることを示唆している。今後、こうした成果をもとに、AIを活用してリコメンド機能等を実装した討論支援システムを構築することが期待される。
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http://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/104824/S18817165-324-P001-FUJ.pdf

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