Departmental Bulletin Paper 学校臨床における「みたて」
“MITATE(Clinical Judgement)” in Clinical Practice at School

磯邉, 聡

Description
[要約] 学校臨床というフィールドで活動を行う際,「みたて」は援助の成否に直結しうる重要なことがらである。本稿では,学校臨床という場における「みたて」のありようを包括的に論考した。まずはじめに「みたて」の定義を行い,(1)個人を中心とした視点,(2)家庭を中心とした視点,(3)学校・社会を中心とした視点,からなる多要因決定論で問題を捉えることが重要であることを指摘した。次に,「みたて」を支える視点・論点を概観し,これらを意味ある形でものがたりとして統合することの大切さを論じた。また,「見立ての画角」という概念を提示し,学校臨床においてはより広い画角から問題を捉えることがより有用であることを述べ,「みたて」は相対的なものであり援助者自身もその画角の中に入り込んだ『自撮り写真』のような「みたて」が必要であることを指摘した。最後に,『観の目』『見の目』という視点から「みたて」の表記について考察を行った。
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http://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/104425/S13482084-65-P021-ISOB.pdf

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