紀要論文 ラクダの個体識別に関する一考察 : アラシャー右旗バダインジリン砂漠のモンゴル牧畜民を事例に
A Study on Individual Identification of Camels : Case of Mongolian Pastoral People’s in Alax Right Banner, Badain Jaran Desert

ソロンガ

内容記述
[要旨] 家畜に個体性を認め、それを文化的に表現する現象はほぼ全ての牧畜社会においてみられる現象である。そこでは家畜の個体を表す様々な名称を一般的類別に関するものと個別的特徴に関するものという二つのグループにわけている。ただし、牧畜地域の違いおよび類別カテゴリーの違いによって、家畜の個体をあらわす名称が異なっている。本稿では、モンゴル牧畜社会において牧畜の対象となっているラクダを取り上げ、その個体を表現する呼称を詳細に記述する。内モンゴル自治区アラシャー盟アラシャー右旗バダインジリン砂漠に暮らすラクダ牧畜民を事例として、ラクダの個体を表現する呼称を具体的にラクダの成長段階、年齢と性別、毛、コブ、体つき、足跡という6つの面から述べる。ラクダの個体を表現する呼称を記述することを通じて、牧畜文化の一側面を理解しようとするのが本稿の目的である。
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http://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/104146/S18834744-35-P058-SOL.pdf

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