Departmental Bulletin Paper 近代活字鋳造・販売業者における平仮名字体の用意

岡田, 一祐

32pp.23 - 56 , 2017-07-10 , 千葉大学文学部日本文化学会
ISSN:2187-8285
NCID:AA12576416
Description
[はじめに] 本稿では、近代活字鋳造・販売業者(以下、総称して活字業者と言うことがある)の用意していた平仮名活字について、業者の印字見本をたよりに整理する。近代活版印刷によって、明治期以降、日本語の表記体系が変容したとしばしば言われる。しかしながら、活版印刷はあくまで道具に過ぎない。また、活版印刷はすでに欧洲・中国において大枠を完成させてから輸入されたために、技術的問題よりも史的要因に左右される面も少なくない。それゆえに、道具としての活字の表現力と、それがどう使われたかの二点を把握することなく、活版印刷の具体的な影響は明らかにし得ない。本稿では、活字の表現力について、平仮名字体の観点から考えたい。
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http://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/103594/S21878285-32-P023-OKA.pdf

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