Departmental Bulletin Paper 看護とエビデンス : 統計学で示す真実とは
カンゴ ト エビデンス : トウケイガク デ シメス シンジツ トワ
Nursing and Evidence : the truth indicated by statistics

池崎, 澄江

Description
 本稿は,平成27年度の公開講座(一般向け)の概要を示した.参加者にエビンデンスというものを具体的に知り関心をもってもらうため,最初にテレビ番組でのデータを紹介した.そしてその効果を証明するためには,比較するという視点が重要であることを説明した.次に実際の健康飲料についてホームページに掲載されている無作為化比較試験を用いた研究を解説し,集団の平均値を比較していること,比較する計算手法に確率が用いられておりそれは統計学を用いていることを説明した.まとめとして,統計学は個々人を観察しているだけでは判断できないことを,集団のデータを用いて妥当に判断するための強力なツールであること,一方でエビデンスとは1回の限られた集団における統計学の結果に過ぎないという側面もあることを強調した. 看護とのつながりにおいては,常に最善のケアを探求していくために,現状の看護の方法に疑問をもち,新たな方法とそれを比較し分析する力が看護師にも求められており,エビデンスによって実際のケアが変わった例として,褥瘡ケアについて説明した.最後に,ナイチンゲールが統計学者としても有名であることを紹介した.
Full-Text

http://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/100103/AA12516447_38_p083_IKEZ.pdf

Number of accesses :  

Other information