Journal Article 乳腺基質産生癌にびまん性浸潤像を示す管状癌を伴った1例
ニュウセン キシツ サンセイ ガン ニ ビマンセイ シンジュンゾウ オ シメス カンジョウガン オ トモナッタ イチレイ
A case of matrix-producing carcinoma of the breast with diffuse tubular carcinoma infiltration

松崎, 弘志  ,  マツザキ, ヒロシ  ,  MATSUZAKI, Hiroshi  ,  清水, 辰一郎  ,  シミズ, シンイチロウ  ,  SHIMIZU, Shinichiro  ,  唐司, 則之  ,  トウノス, ノリユキ  ,  TOHNOSU, Noriyuki  ,  吉原, ちさと  ,  ヨシワラ, チサト  ,  YOSHIWARA, Chisato  ,  佐塚, 哲太郎  ,  サヅカ, テツタロウ  ,  SAZUKA, Tetsutaro  ,  金田, 陽子  ,  カナダ, ヨウコ  ,  KANADA, Yoko  ,  小林, 拓史  ,  コバヤシ, ヒロシ  ,  KOBAYASHI, Hiroshi  ,  横山, 将也  ,  ヨコヤマ, マサヤ  ,  YOKOYAMA, Masaya  ,  大塚, 亮太  ,  オオツカ, リョウタ  ,  OHTSUKA, Ryota  ,  栁原, 章寿  ,  ヤナギハラ, アキトシ  ,  YANAGIHARA, Akitoshi  ,  吉岡, 隆文  ,  ヨシオカ, タカフミ  ,  YOSHIOKA, Takafumi  ,  山本, 悠司  ,  ヤマモト, ユウジ  ,  YAMAMOTO, Yuji  ,  佐藤, やよい  ,  サトウ, ヤヨイ  ,  SATO, Yayoi  ,  宮崎, 彰成  ,  ミヤザキ, アキナリ  ,  MIYAZAKI, Akinari  ,  夏目, 俊之  ,  ナツメ, トシユキ  ,  NATSUME, Toshiyuki  ,  田中, 元  ,  タナカ, ハジメ  ,  TANAKA, Hajime  ,  丸山, 尚嗣  ,  マルヤマ, タカシ  ,  MARUYAMA, Takashi  ,  宮澤, 幸正  ,  ミヤザキ, ユキマサ  ,  MIYAZAKI, Yukimasa

91 ( 4 )  , pp.101 - 105 , 2015-06-01 , 千葉医学会 , チバ イガクカイ , The Chiba Medical Society
ISSN:0303-5476
NCID:AN00142148
Description
症例は65歳女性。右乳房腫瘤を主訴に前医受診し,FNAでClassⅢであったが,エコーで癌が疑われ,2012年2月当科紹介初診。右DC領域に3.9㎝の境界不明瞭な腫瘤を触知した。エコーでは比較的境界明瞭な24.6㎜の低エコー腫瘤を認め,MMGは一部境界不明瞭な高濃度腫瘤C-4の所見,MRIでは辺縁がリング状に濃染される18㎜の限局性腫瘤として描出され,周囲は淡く斑状に濃染されたが明らかな病変の広がりを示す所見ではなかった。CTでは,腋窩リンパ節腫大や遠隔臓器の異常所見は認めなかった。当科でのFNA再検でもClassⅢであったため,CNBを施行したところ,硬化性腺症という診断であった。画像との整合性の不一致も考慮,癌が否定できなかったため,4月生検目的で乳房部分切除術を施行した。病理の結果は中心部に35㎜の充実性腫瘍を認め,粘液腫様間質・軟骨様の基質を伴っており,基質産生癌の所見,f,ly0,v0,ER-,PgR-,HER2 0,Ki-67 70%であった。また,周囲には主腫瘍とは異なる小型の異型腺管が多数みられ,筋上皮を伴わず,管状癌の診断。切除断端までの浸潤を認めた。再切除の方針とし,6月乳房切除術+センチネルリンパ節生検を施行した。残存腫瘍は30㎜の管状癌,f,ly0,v0,NG1,n0 (0/1),ER-,PgR-,HER2 0,Ki-67<5%であった。術後はEC療法およびweeklyパクリタキセル療法を施行したのち,経過観察中であり,2年無再発生存中である。
Full-Text

http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/igakukai/91-3-101.pdf

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