紀要論文 【研究ノート】内モンゴルにおける言語使用の実態--モンゴル人学生の言語使用に関するアンケート調査から
ケンキュウ ノート ウチ モンゴル ニ オケル ゲンゴ シヨウ ノ ジッタイ モンゴルジン ガクセイ ノ ゲンゴ シヨウ ニ カンスル アンケート チョウサ カラ
Language-use in Inner Mongolia:From a Questionnaire Survey on Language-use of the Mongolian Students

ボルジギン, ムンクバト  ,  BORJIGIN, Monkbat

(31)  , pp.144 - 153 , 2015-09-30 , 千葉大学大学院人文社会科学研究科 , チバダイガクダイガクインジンブンシャカイカガクケンキュウカ , Graduate School of Humanities and Social Sciences
ISSN:1883-4744
NII書誌ID(NCID):AA12170670
内容記述
本稿では、内モンゴルにおける言語使用の実態を明らかにする。特に、モンゴル民族学校に在籍するモンゴル人学生の言語使用について、彼らの文化生活におけるその状況を言語機能という側面から考察する。日常の生活においてテレビを視る、ラジオ放送を聴く、インターネットの利用と新聞や雑誌を閲覧する際に用いる言語についてアンケート用紙に回答してもらった。同時に、モンゴル語と漢語のどちらの言語で書かれた書物を多く閲覧しているかについての答えてもらい分析した。調査対象者たちは、家庭においてモンゴル語の使用が高いパーセンテージの回答を得られた。しかし、メディアにアクセスする際に漢語を使用する頻度が多いということが明らかになった。テレビとインターネットを利用するときには漢語が優勢になっている傾向がみられる。モンゴル語がこのように、使用場面が縮小され、衰退していく実態を把握できる。しかしながら、ラジオ放送を聴く場合には、モンゴル語の使用が高い割合をしめていることが注目すべき点である。さらに、インターネット利用に当って、モンゴル語のサイトが漢語のサイトとほぼ同じ件数に挙げられたことは予想外の結果である。その意味で今後のモンゴル語文字使用の維持や発展にインターネットなどの通信手段の役割が期待できる。
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