紀要論文 英訳『方丈記』の比較 - 「心情語」を中心に-
エイヤク ホウジョウキ ノ ヒカク シンジョウゴ オ チュウシン ニ

伊波, 美の里  ,  イナミ, ミノリ  ,  INAMI, Minori

(30)  , pp.<1> - <17> , 2015-07-10 , 千葉大学文学部日本文化学会 , チバダイガクブンガクブニホンブンカガッカイ
ISSN:0385-7980
NII書誌ID(NCID):AA12576416
内容記述
鴨長明が記した随筆『方丈記』は、日本の三大随筆の一つである。私が初めて手にした英訳『方丈記』は、サドラーの訳であった。『方丈記』に初めて触れる読者がこの英訳を理解できるのか疑問に思った。英訳者はどのような意図をもって『方丈記』の英訳にあたったのだろうか。英訳『方丈記』の比較は、矢部義之、森川隆司、坂本文利らが既に行っているが、これらの先行研究では、文法や語の構造に注目して分析している。本稿では、英訳者が『方丈記』をどのように解釈し、英訳したのかを明らかにするために、心情語に注目する。『方丈記』には、筆者である鴨長明、もしくは長明が目にした人物の心情が鮮やかに描かれており、心情語は『方丈記』を読み解く上で重要である。心情語を手掛かりに、9種の英訳『方丈記』を比較し、英訳者が『方丈記』をどのような作品として捉えていたか、何に注目して訳したかを考察する。
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http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AA12576416/30_1-17.pdf

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