紀要論文 【研究ノート】日本語母語場面における終助詞「ね」の一考察
ケンキュウ ノート ニホンゴ ボゴ バメン ニ オケル シュウジョシ ネ ノ イチコウサツ
A Study of the Sentence-final Particle 'ne' in Native Japanese Conversations

崔, 英才  ,  サイ, エイサイ  ,  CUI, Yingcai

(30)  , pp.187 - 198 , 2015-03-30 , 千葉大学大学院人文社会科学研究科 , チバダイガクダイガクインジンブンシャカイカガクケンキュウカ , Graduate School of Humanities and Social Sciences
ISSN:1883-4744
NII書誌ID(NCID):AA12170670
内容記述
本研究は終助詞研究における新たなアプローチを模索するためにその第一歩として終助詞「ね」に焦点を当てて分析した。終助詞が持つ文法的側面のモダリティ機能から出発し、新たな視点として発話連鎖効力を取り入れ、終助詞「ね」の先行発話・後続発話の連鎖の特徴から、談話上における「ね」の発話機能の分類を行った。その結果次の5 種類の発話機能、(1)相手と認識共有を図るために、相手に同意を示し、相手も同意を示すことを要請する「ね」、(2)自分に関する情報を相手に伝え、それが伝達されたか一方的に確認を行いつつ、発話権管理を行う「ね」、(3)相手の発話権を尊重しつつ、相手との認識共有を示すために同意を示したり、相手に同調したりする「ね」、(4)相手に属する事柄に対する自分の理解が正しいかを確認するために相手に回答を求める「ね」、(5)相手に属する事柄に対する自分の考えを示し、相手にコメントを求める「ね」に分類することができた。従来の文レベルで分類された発話機能との比較、及び区別が不明確だった「ね」の用例を説明することで本研究の「ね」の発話機能の分類の有効性を示した。
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http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AA12170670/18834744_30_187-198.pdf

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