紀要論文 患者の同意能力
カンジャ ノ ドウイ ノウリョク
Die Einwilligungsfähigkeit des Patienten

石田, 瞳  ,  イシダ, ヒトミ  ,  ISHIDA, Hitomi

(30)  , pp.105 - 121 , 2015-03-30 , 千葉大学大学院人文社会科学研究科 , チバダイガクダイガクインジンブンシャカイカガクケンキュウカ , Graduate School of Humanities and Social Sciences
ISSN:1883-4744
NII書誌ID(NCID):AA12170670
内容記述
今日の医療は患者の同意を得て開始することを原則としている。患者の同意は、医師が説明する内容を理解し、その利益と不利益を判断しうることで初めて有効なものとなる。医療行為に対して同意を行うためには、意思決定の対象を理解し、それについて判断し決定する能力が備わっていなければならない。しかし、同意の対象を判断する能力がどのようなものであるのか、またその有無を判断する基準がいかなるものものかという点については、わが国においてはほとんど議論されていない。この議論が十分になされていなければ、同意能力のない者への医療行為の正当化についても抽象的な観念論となる。そこで本稿では、未成年者に対象を広げ、ドイツで2013年2 月26日に施行された、「患者の権利向上のための法律」までの成立過程の議論を参考に考察を加えた。
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http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AA12170670/18834744_30_105-121.pdf

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