テクニカルレポート 寄付つき商品購入者の意識調査

馬場, 新一  ,  國部, 克彦

2017・112017-04 , 神戸大学大学院経営学研究科
内容記述
CRM(コーズ・リレイテッド・マーケティング 以下CRM)を活用して,災害復興支援を目的とした寄付金を集める研究を進めるうえで,寄付つき商品の購入者の意識を調査した。寄付つき商品を販売して,購入者に対してアンケート調査を実施するにあたり,タビオ株式会社(以下タビオ)に協力を依頼した。調査方法は,タビオの実店舗ブランド「靴下屋」とネット販売の店舗ブランド「ショセット」で,1足につき納品額の10%の寄付金が付いた「くまもんデザインのソックス」を期間限定で販売した。販売期間は,2016年10月1日~12月31日で,ソックスの販売価格は,税込で972円,756 円,648円の3タイプである。寄付金はタビオの負担である。靴下屋・ショセット用に各4品番を用意し,各品番に4色の品揃えがあるため,計16種類の ソックスを135店舗と通販で販売した。販売終了後に,寄付金つきソックスを購入したタビオの会員カード顧客に,直接メールを送ってアンケートを依頼して 回答を返信してもらう方法で実施した。アンケートは,平成29年2月7日にメール送信し,回収期間を平成29年2月7日~2月25日として77件の回答を 得た。アンケート回答への協力と言う意味で、回答者にはタビオのポイントを1500提供した。アンケート調査の目的は,寄付金つき商品を購入するような「社会に貢献する消費(倫理的消費)」をすることの評価,寄付金つき商品を消費者が支持 する割合を明らかにすることである。調査項目としては,寄付つき商品を含む倫理的消費に関する消費者意識や支持,経験なども質問した。結果として,ソックスのように日常的に購入しない商品でも,一定の購入者層が期待でき,かつ繰り返してCRMを実施しても購入につながることが明らかになった。
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http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81009841.pdf

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