紀要論文 W.G.ゼーバルトにおける間テクスト性について - 『土星の輪』第7章を手がかりにして -
Uber die Intertextualitat im Werk von W.G.Sebald. Versuch einer Analyse des Siebten Teils von Die Ringe des Saturn.

大河内, 朋子  ,  OKOCHI, Tomoko

内容記述
ゼーバルトの物語世界は「間テクスト性」を特徴とし、主副二つの声が響き合う多声音楽的な物語として捉えることができる。拙論においては、「引用・剽窃・暗示」されたテクスト断片が、ゼーバルトの物語世界を読み解くためのサブテクストであることを、『土星の輪』第7章の分析をとおして考察する。 第7章では、人生における「親和性と照応」という思想が展開されるが、挿入された引用テクストは、各人物相互の「親和性と照応」の根底に、「故郷の不在・喪失」や「中間地帯でのとどまり」というゼーバルト固有の問題圏が隠されていることを明かしている。
本文を読む

https://mie-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=11928&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報