Departmental Bulletin Paper 体育における「主体的・対話的で深い学び」に関する考察
A Consideration of Subjective, Interactive, and Deep Learning in Physical Education

岡野, 昇  ,  青木, 眞  ,  OKANO, Noboru  ,  AOKI, Makoto

Description
本稿では、新学習指導要領の改正に伴う議論の中で、「アクティブ・ラーニング」から「主体的・対話的で深い学び」へと用語変更された背景に、どのような考え方が横たわっているかを検討すると同時に、体育における「主体的・対話的で深い学び」のあり方について考察することを主題とした。その結果、「主体的・対話的で深い学び」とは、学びの方法論を超え、学習論の転換を視野に入れた「学び論」を基盤とした学習と学習指導が目指されていると考察された。また、「主体的・対話的で深い学び」の学習論は、社会主構成義的な学習論を系譜に持つ考え方であり、その具体的な記述は、約20年前に提出された佐藤学の「対話的学びの三位一体論」を土台にしていることが推察された。さらには、体育における「主体的・対話的で深い学び」の実現のためには、学びのまとまりをシンプルにとらえ、単元の課題を提示するという考え方が重要視されるが、この考え方は約20年前に青木眞が提出した「体育授業の単元の基本構想」と同様なものと考察された。
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