紀要論文 Wells変法に加え骨盤底形成を行った直腸脱手術の検討
Surgical Outcomes for Rectal Prolapse Treated by Modified Wells Operation with Reconstruction of Pelvic Floor

浦田, 久志  ,  森本, 雄貴  ,  西川, 隆太郎  ,  濱口, 哲也  ,  奥川, 喜永  ,  畑田, 剛  ,  寺邊, 政宏  ,  三木, 誓雄  ,  URATA, Hisashi  ,  MORIMOTO, Yuki  ,  NISHIKAWA, Ryutaro  ,  HAMAGUCHI, Tetsuya  ,  OKUGAWA, Yoshinaga  ,  HATADA, Tsuyoshi  ,  TERABE, Masahiro  ,  MIKI, Chikao

60 ( 1-4 )  , pp.1 - 5 , 2017-03-24 , 三重大学医学部 , 三重医学会
ISSN:0385-0978
NII書誌ID(NCID):AN00233709
内容記述
直腸脱は肛門から直腸が脱出する疾患で,発症の過程からは直腸内で重積する不顕性直腸脱を経て肛門から脱出する直腸腸重積説とCul de sac 化した深いダグラス窩・直腸膀胱窩を伴い,直腸前壁が直腸腔内へ入り込むことから完全直腸脱へ進行する滑脱ヘルニア説がある.両方の説をカバーする治療としてWells変法による直腸固定に加え,Cul de sac 化した深いダグラス窩・直腸膀胱窩を縫縮形成する手術を腹腔鏡手術24例,開腹手術6例計30例に行った.腹腔鏡下手術,開腹手術ともに合併症を認めず,再発を認めなかった.腹腔鏡下手術と開腹手術では平均出血量,平均在院日数に有意な差を認めた.便秘または便漏れは全体で約30%が解消された.腹腔鏡下での直腸固定,Cul de sac化したダグラス窩・直腸膀胱窩の縫縮形成は侵襲が少ない有効な治療法であった.術後の排便異常は,原因,問題点を客観的に把握した治療法を考慮する必要性があると考えられた.
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