Departmental Bulletin Paper 内省型ルーブリックによる対話的評価活動の分析
Analysis of interactive assessment activities by the reflective type rubric

原田, 三千代  ,  HARATA, Michiyo

Description
2015年度教育学部日本語教育コース2年生(6名)を対象にした『日本語表現』のクラス活動に、対話的評価活動(ルーブリックを用いた記述式内省活動と対面・同期の推敲とMoodleによる非対面・非同期の推敲を組み合わせた活動)を埋め込み、受講生が自身のテキストや学習活動をどのように自己評価し、最終的なルーブリック作成に至ったかを探った。受講生は評価活動を通して、論述展開や主張を裏づける具体的な根拠を重視すると同時に、推敲に時間をかけ詳細にテキストを吟味するために、何度も読み返して推敲することを習慣づけている。それによって、「同じような言葉の反復」「一文の長さ」「句読点の数」「助詞や接続詞の意味」を吟味することが、論述展開や構成につながることを認識するようになった。さらに「一文の長さ」(Nさん)、「批判的読み」(Tさん)をめぐる自発的な問いから、自己・他者推敲に対する考え方や態度に変化が生じている。最終的に受講者自身が作成したルーブリックは、限定的な範囲内ではあるが、個々の受講生の内省が反映され、自分自身の評価の指標づくりのきっかけとなったことが示唆される。キーワード:内省、ルーブリック、対話、評価活動、アカデミック・ライティング
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