紀要論文 小学校教師の学級経営観と授業実践の関係の検討 : 学年共同の研究授業における3学級同一内容の説明文授業の比較
Relation between Teachers’ Belief in Classroom Management and Lectures in an Elementary School : Comparing 3 Classes Studying an Expository Text

笹屋, 孝允  ,  森脇, 健夫  ,  秋田, 喜代美  ,  SASAYA, Takayoshi  ,  MORIWAKI, Takeo  ,  AKITA, Kiyomi

内容記述
本研究の目的は、小学校の教師が持つ学級経営に関する信念である「学級経営観」が教師の他種の信念とどのような関係にあるのか、また、授業実践にどのような影響を与えるのか、それぞれ検討することである。小学2年生の3学級が学年共同で行った研究授業の授業実践の観察と、各学級担任に信念についてのインタビューを行い、授業実践と信念それぞれの特徴を分析するとともに、信念が授業実践に与えた影響を分析した。その結果、3名の教師に共通していたこととして、教師の学級経営観と授業観、また、学級経営観と教科観に関連があること、教師の学級経営観は教師による児童の行動観察によって形成されること、一斉指導の場面における教師の個別対応方略に教師の学級経営観が影響を与えていたことが明らかとなった。日本の教師は学級経営について教科外の場面における生活指導を主に想定するが、教師の学級経営観は教科の授業実践にも影響を与えること、また、学級経営観と授業実践とは相互に影響を与える関係にあることが示された。
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http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/15086/1/20C17692.pdf

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