その他 報  告 早産児にとってよりよい光環境のパイロットスタディ ― アクチグラフによる活動量と生理学的反応の分析 ―

白水, 雅子  ,  新小田, 春美  ,  Shiramizu, Masako  ,  Shinkoda, Harumi

18 ( 1 )  , pp.15 - 早産児にとって望ましい治療環境としての照度の影響を知るために,照度の条件の違いにより早産児の活動量および生理学的反応に差があるかどうかを検討した.方法:対象は37週未満に出生した早産児で,呼吸・循環状態が安定した神経学的異常のない児8名.神経学的所見や頭部画像の異常,呼吸器装着中,母体甲状腺機能亢進症,心疾患,外科処置を行った児は除外した.調査項目は,対象の特性,活動量,心拍数,呼吸数,酸素飽和度で,照度条件が異なる昼間(7:00・1:00)と夜間(21:00・:00)において,授乳後150分間測定を行い,比較検討した.活動量は,アクチグラフを児の片方の足首に装着して測定を行った.結果:対象の出生時在胎週数は平均32.6±1.8週,調査時修正週数は平均34.9±0.4週であった.調査時の児の頭部付近の照度は,昼間47.0±20.2lux,夜間8.8±7.3luxであった.授乳後150分間の活動量,心拍数,呼吸数,酸素飽和度に昼間と夜間で差がないことが示された.授乳後150分間の経過時間を30分ごと5つの時間帯に区分し,活動量と生理学的反応の推移を昼間と夜間で比較検討したが,有意差は認められなかった.結論:修正週数35週の早産児にとって,47luxの光環境は8luxの光環境に比べて活動量,生理学的指標において有意差はなく,ストレス反応は認められなかった. , 2016-03-15 , 三重大学医学部看護学科
ISSN:13446983
NII書誌ID(NCID):AA11353824
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