Others リンパ節転移を伴った十二指腸Gastrointestinal stromal tumorに対し 膵頭十二指腸切除術を施行した1例

小林, 基之  ,  松田, 信介  ,  佐藤, 梨枝  ,  永井, 盛太  ,  鈴木, 英明  ,  伊佐地, 秀司  ,  Motoyuki, KOBAYASHI  ,  Shinsuke, MATSUDA  ,  Rie, SATO  ,  Moritaka, NAGAI  ,  Hideaki, SUZUKI  ,  Shuji, ISAJI

59 ( 1 )  , pp.1 - 6 , 2016-03-25 , 三重大学医学部 , 三重医学会
ISSN:03850978
NCID:AN00233709
Description
症例:62歳,男性.主訴:心窩部不快感.上部消化管内視鏡検査でVater乳頭より肛門側の第2部前壁から乳頭側にかけて2/3周を占める潰瘍を伴った不整な隆起性病変がみられ,生検でc-kit陽性,CD34陽性にてGastrointestinal stromal tumor(以下GIST)と診断,手術を施行した.術中,腫瘍と膵との切離は可能で乳頭を温存した十二指腸部分切除が可能であったが,リンパ節転移が判明したため亜全胃温存膵頭十二指腸切除を施行した.腫瘍は大きさ5.5×4.6×2.2㎝,割面は境界明瞭な白色の粘膜下腫瘍で,病理検査では,膵への浸潤はみられなかった.13b,14dリンパ節に3個の転移がみられた.術後経過:術後5か月肝転移が出現したためイマチニブの投与を開始し,術後2年の現在肝転移の増悪なく外来にてイマチニブを続行中である.十二指腸GISTでリンパ節転移が疑われる場合は,積極的にリンパ節郭清を伴う膵頭十二指腸切除を行う必要があると考えられた.
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