Departmental Bulletin Paper 第30 回ICM(国際助産師連盟)プラハ大会に参加して
Participate in the 30th ICM Triennial Congress, Prague

井關, 敦子  ,  新小田, 春美  ,  ISEKI, Atsuko  ,  SHINKODA, Harumi

17 ( 1 )  , pp.65 - 69 , 2015-03-20 , 三重大学医学部看護学科
ISSN:1344-6983
NCID:AA11353824
Description
2014 年6 月上旬,第30 回ICM(International Confederation of Midwives・国際助産師連盟)大会がチェコ共和国(通称チェコ)の首都プラハで開催された.ICM 大会は世界各地で3 年に1 度開催され,世界中の助産師が集う学術大会である.基調講演をはじめ,母親と子ども,その家族へのケアについて,科学的な実践や革新的な取り組みについて数多く発表され,助産師同士が親睦を図る交流の場となっている.今回の大会は前回の南アフリカ大会(ダーバン)で選出されたフランシス・デイ・スターク(イギリス)会長,デブラ・ルイス副会長(アメリカ)の指揮のもと準備されてきた.ICM 所属協会は,4 つのブロックに区分されており,私達が大会に参加した6 月時点では,アジア太平洋(19 か国・23 協会), アメリカ(15 か国・17 協会), ヨーロッパ(36 か国・43 協会),アフリカ(31 か国・32 協会)の,102 か国の地域・116 協会が加盟していた.日本は日本看護協会助産師職能委員会,日本助産師会,日本助産学会の3 つの会員協会が加盟している.ICM の活動方針として,2015 年までの達成目標である国連の「ミレニアム開発目標」を掲げている.全ての妊産婦と新生児に安全・安心な助産ケアを提供するために,国際基準を政策や国家の保健医療サービスに確実に反映できるよう,助産師のための世界共通の実践能力と基準が検討されてきた.今回は前回のダーバン大会で採択されたICM の主要な活動方針(教育,規則,職能団体の強化等)に関する世界の実施状況と課題を評価することが大きな目的であり,3 日間のconcurrent, symposium, workshop plenary lecture など117 セッション,ポスター4セッションなどが企画されていた.3,700 人以上の参加者があり,日本は世界第3 位の演題数が受理され,またポスター発表数では第1 位とのことであった.私達は,ポスター発表とともに教育講演等にも参加したが,世界の助産師の意気込みに圧倒され,子どもを産み育てる女性の目線,それをサポートする家族・助産師の活動,女性の生き方を考えさせられた学会であった.6 日間の慌ただしい行程ではあったが,学会を通じて知ることができたチェコの助産師活動の紹介と合わせて,世界遺産の街での見聞を報告する.
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http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/14621/1/AA11353824170109%e4%ba%95%e9%97%9c%e3%80%81%e6%96%b0%e5%b0%8f%e7%94%b0.pdf

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