Departmental Bulletin Paper Multi Detector Computed Tomographyにて術前診断し腹腔鏡下に治療した子宮広間膜裂孔ヘルニアの1 例
A CASE OF INTERNAL HERNIA THROUGH A DEFECT OF THE BROAD LIGAMENT OF THE UTERUS DIAGNOSED BY MULTI DETECTOR COMPUTED TOMOGRAPHY AND TREATED BY LAPAROSCOPIC SURGERY

松井, 俊樹  ,  玉置, 久雄  ,  三田, 孝行  ,  岩田, 真  ,  加藤, 憲治  ,  高橋, 直樹  ,  春木, 祐司  ,  MATSUI, Toshiki  ,  TAMAKI, Hisao  ,  SANDA, Takayuki  ,  IWATA, Makoto  ,  KATO, Kenji  ,  TAKAHASHI, Naoki  ,  HARUKI, Yuji

58 ( 1 )  , pp.11 - 16 , 2015-03-25 , 三重大学医学部 , 三重医学会
ISSN:0385-0978
NCID:AN00233709
Description
症例は40 歳代,女性.手術歴はなし.入院3 日前より,下腹部痛出現し,入院前日夕に腹痛,嘔吐等の症状増悪したため,他院を受診した.制吐剤等を処方され,帰宅するも症状は改善せず,翌日当院を受診した.Multi Detector Computed Tomography(以下MDCTと略記)検査で骨盤右側にclosedloop の形成を認め,子宮の左側への偏位を認めた.また右側子宮広間膜において陥入腸管の腸間膜血管の集中像が確認できたことから,右側子宮広間膜裂孔ヘルニアによるイレウスと術前診断し,腹腔鏡下に緊急手術を施行した.右子宮広間膜に直径約3㎝の裂孔を認め,同部に小腸が嵌頓し,腸閉塞を呈していた.愛護的に嵌頓腸管を整復し,裂孔を縫合閉鎖した.整復した腸管は壊死しておらず,腸管切除は行わなかった.子宮広間膜裂孔ヘルニアは稀ではあるが,女性の腸閉塞発症原因として鑑別すべき骨盤部内ヘルニアの1つである.今回我々はCT画像上の特徴と,腹腔鏡下手術施行例について検討したため報告する.
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http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/14609/1/AN00233709580104.pdf

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