紀要論文 自閉症スペクトラム障害のある児童への造形活動の実践⑸ : ちまちまからダイナミック、固執から創造へ

安田, 悟  ,  岡田, 智  ,  風間, 晴香

9pp.63 - 79 , 2017-03-15 , 北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター
ISSN:1882-1707
内容記述
筆者らは、2008年から2011年まで「造形と遊びのサマースクール」を自閉症スペクトラム障害(ASD)のある子どもたちに実施し、社会性や想像性、微細運動、こだわりやすさなどの困難がある子どもでも楽しめ、個の持ち味が存分に発揮でき、さらに共同性と創造性を持てる活動について検討してきた。造形プログラムは、ASD の障害特性に応じた配慮を織り交ぜながら、造形活動を個やペアから小グループ、そして全体活動での表現といった流れで展開してきた。つまり、〝ちまちま"から〝ダイナミック"へと活動が展開されるように意図したものである。2016年度には5年ぶりに造形活動の実践を北海道大学教 育学研究院附属子ども発達臨床研究センターで実施することになった。本稿は、第5回目となる造形と遊びのサマースクールの試みを報告したものである。
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