紀要論文 ループリック評価を取り入れた交流型授業の試み : 到達目標の可視化と自己改善の促進をめざして
An attempt to use a rubric assessment on interactive activities in a university class : An effort to visualize attainment targets and to promote students self-improvement.

鄭, 恵先

19pp.24 - 35 , 2015-12 , 北海道大学国際本部留学生センター = Hokkaido University, Office of International Affairs, International Student Center
NII書誌ID(NCID):AA11172014
内容記述
北海道大学留学生センターが創設・開講している「多文化交流科目」は、学生同士のグループワークやプロジェクト活動を主軸に据えた交流型授業である。本稿は、2015年度第1学期に多文化交流科目「日本語のバリエーション」の中で行ったJレープリック評価について、その目的と内容、期待される成果について述べたものである。他グループの発表に対する他者評価と、自グループの協働活動に対する自己評価の手段としてループリックを取り入れた結呆、以下の効果が示唆された。 (1)他者評価にループリックを取り入れることで、活動の際に重視すベき要素について共通理解を形成することができ、本科目の到達目標とそのために学生に求められるものを常に明確に認識することができる。 (2)自己評価のためのループリックを「ラーニング・ポートフォリオ」として活用することで、学生はみずからの活動について具体的で批評的にふり返ることができる。 (3)ピアレビュー活動を通し、互いの発表内容に対して迅速かつ詳細な形成的フィードバックを行うことで、確実に学生の省察やメタ認知を促すことができる。 高度な知的・社会的能力といった、いわゆる「汎用的能力」の養成を1つの重要な目的とする交流型授業lこおいて、ループリックを用いたパフォーマンス評価と形成的フィードパックは、見えにくい能力を可視化する有効な方法になれると考えられ、今回、学生に行った授業アンケートの結果からも、その効果が実証された。
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