Departmental Bulletin Paper 基礎セミナーで名古屋大学キャンパス内の放射線をしらべる

椋本, ひかり  ,  田中, 剛  ,  Mukumoto, Hikari  ,  Tanaka, Tsuyoshi

27pp.120 - 125 , 2016-03 , 名古屋大学宇宙地球環境研究所年代測定研究部
Description
We experienced severe accident on nuclear power plant at March 2011. We understood now that the radioactivity is one of the most important environments for our mankind. Knowledge and basic experience on radioactivity must be a fundamental curriculum to be taught in the General Education of University. We intended to understand natural radioactivity depend on our common environments. In this paper, we report the result of our trials for measurement of radioactivity in and around the Higashiyama Campus of Nagoya University. Measured activities will be memorized on students as our common exposure. 2011年3月に起こった東京電力福島第一原子力発電所での事故は、これまでの日常生活において、気に留める必要が無かった様々な物理量を、意識の内に持ち込んだ。シーベルトやベクレルの用語が新聞やテレビにあふれる今、放射線量が、気温や二酸化炭素量とともに、人間にとって最も重要な環境評価指標のひとつであることに気づいた。しかし、µSv やbqの単位が新聞やテレビで報道されても、いまひとつ理解に至りにくい。しかし、放射線や同位体に関する基礎的な知識は一般教養として必須のものである。原子力発電所の事故で放出された放射性物質そのものを名古屋で直接観察する事は容易にはできない。しかし、自然界には、ウランやトリウムの娘核種やカリウムの放射壊変に伴う放射線が飛び交い、その量は名古屋大学キャンパス内においても、場所により大きく異なる。その値はどれほどなのか? 場所により異なる理由は何か? 測定機器に表示される数値は何を意味しているのか? についてTAや学生と共に考えた。本報告は、大学初年時学生を対象として企画されている「基礎セミナー」を利用して、『シー ベルト(Sv)で表現される線量当量を体感し、紙面に報道される数値を体で理解する試み』の記録である。
名古屋大学宇宙地球環境研究所年代測定研究部シンポジウム報告
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