Departmental Bulletin Paper 前年度に蓄えられた炭素を使って成長するウメの実

田中, 剛  ,  Tanaka, Tsuyoshi

27pp.58 - 60 , 2016-03 , 名古屋大学宇宙地球環境研究所年代測定研究部
The dating with radiocarbon 14C tells the final date of reaction with atmospheric carbon and carbon compounds like tree. Tree rings are the fixed record of an atmospheric carbon at formation periods of those tree rings. The final date of reaction with atmospheric carbon and sample for analysis is diverse sometimes from researcher's interest. This report shows the possibility that Japanese apricot fruits are formed using a carbon stored in branch in the previous year. 一般に, 14C年代測定は,14Cを含む炭素が,リザーバーとしての大気から木質部などに固定されるなどにより,大気リザーバーから隔離されてからの経過年代を測定する事を基本とする.本報告では、ウメの実の成長の観察から、図2に示したように、ウメの実(したがって種も)の相当部分は、まだ葉が十分に成長しない時にすでに相当大きくなっている事がわかった。これらのウメの実は,前年度にウメの枝に蓄えられていた炭素を利用して成長したものと考えられる.ウメの実,したがって遺物として残ると思われるウメの種の相当部分は,前年度ウメの枝に固定された14C(従って13C/12Cも)の値を持つ事が考えられる。

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